き月の民
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世界設定

 本来は世界観のことは全て作中で解説するべきなのですが、異世界トリップ物ではないため、 現代世界との比較が作者的に難しいです。なので、まとめの意味も込めて、ここで少し解説をば。 (テスト範囲なので注意)

■世界観
 地球とは全く違う異世界。特に、世界の名前などはない。球形なのか、平面なのかも今のところ不明 (ただ考えていないという説も)。
 基本的には、時間の流れ、物理現象等は現代世界とあまり変わらないと考えてもいいと思われる。
 魔法といった類のものはないようで、あっても予知能力程度の模様。
 6歳から15歳までが義務教育を受けることになっており、義務教育が終わると同時に 大人と見なされ、職業を持つことが許される。もっと勉強したい人は専門大学校に進むことができる。 専門大学校は義務教育さえ終えていれば、老若男女、貧富の差に関わらず誰でも入学試験を受ける ことができる。
 作中にもあるとおり、天然の赤い色のものは珍しく、非常に貴重(テストのヤマ)。

■政府
 白髪の親父達が好き勝手発言するような集団ではない。一つの軍隊を成していて、世界を治めていることになっている。 実際は独立した各自治体間にもめ事が起きたときに仲介役として存在しているのみで、政府自体は本部管轄付近 の地域だけをおさめている。よって、本部から離れれば離れるほど政府の干渉は小さくなっていく。
 本部があるのは西の方。現在のトップはコールヴェル将軍というおじさん。
 街を跡形もなく消し去ったのも政府軍のようであり、決して民に優しい政府というわけはないようだ。

■金の価値観
 某国の物価を参照しているため、日本とは全く違う。 1シェン=約15円。物価は日本より低い。非常にややこしく、計算するのも面倒である。 なので、参考までに物の値段を。
 ・500mL飲料、アイス=約2シェン(飲料は比較的易い)
 ・マックのバリューセット(笑)=約15シェン(もちろん、マックはないが)
 ・ってか、食べ物……一食10シェン前後。20シェンあれば結構いいものが食べられる。
 ・本(単行本)=約15シェン前後(専門書はもう少し高い)
 ・服……安い物は50シェンから。100〜200あたりが普通。
 と、なんやかんや語ってみたところで、物価がわからないために話が分からなくなるという ことは決してないので覚える必要はないかと。

■サカキ族
 西の果て「聖地」を出身地とする民族。サカキ族の証としてルビーの埋まったアクセサリーが代々受け継がれている。
 サカキ族は潜在的に2つの姿を持っており、純血の場合、ある年齢まで2つの姿をとることが多い。 一方隔世遺伝の場合は防衛本能が強くなったときにもう一つの人格が表れるといわれている。
 世の中にあり得ない現象をもたらすことから、月から来た民族とも考えられ『朱き月の民』と呼ばれることもある。

何か他に知りたいことがありましたら、遠慮なく作者まで。
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