ぼや記
世間ではこれを日記という


2003.6.28
菱沼になりたかった夜
 ワタクシ、本気で獣医を目指そうと思ったことが3回ある。
 一度目は数年前に庭に落ちてきた子スズメが、弱っていてどうもできなかったとき。
 二度目は本格的に「動物のお医者さん(と菱沼さん)」にはまったとき。
 そして、三度目は今回の件である。
 スズメことヒヨちゃんが26日に亡くなった。
 ↓を見てわかるとおり前日までは元気だったのだが、26日は明るくなっても起こされるまで寝ていた。 私は出かけなければならなかったため、とりあえず起こしてエサだけ食べさせた。いつもなら 食べてからもピーピーうるさいのに、すぐに寝てしまったため不安はあった。
 9:30に父がエサをあげようとしたときには既に死んでいたらしい。
 いかんせん2階の高さから落ちているから、無傷というわけにはいかず左足を負傷して完全に 力が入っていなかった。成長しても止まり木に止まれた確立は低かった。
 足を負傷したことが原因なのか、寒かったことが原因なのかはわからないが、このまま大きくなると 信じかけていたときだっただけにショックだった。
 ヒヨちゃんが私のことを生き物として認識していたのか、単なる寄っかかるのに便利な物体としか 認識していたのかは結局わからずじまいになってしまった。しかし、元気ないなりに朝私の顔を見て 餌を食べてくれたのはあの子の優しさだったのだろうか(腹が減ってないと絶対に口を開けない)。 自由気まま我が儘な小鳥だったから、本当はそんなことは考えてなかったのだろうが、そう思うことにする 。
 一度はズズンと落ち込んだが、比較的早く浮上できる性格の私である。落ち込んだり嫌なことがあった ときは何げに小説が進むので、小説でも書き書きしながら浮上しよう。
2003.6.25
代理母奮闘中
 決して昼ドラの「愛の者」だか「愛する者」だかではない。
 ワタクシ只今、子スズメを育てている。
 断じて盗んできたのではない。
 我が家の庭に落ちていたのを父が発見したのである。
 実は我が家の雨樋には毎年スズメの巣が作られる。そして、毎年必ず1羽巣から落ちてくるのである。 とはいえ、落ちてきた雛は弱っていたり既に死んでしまっていることが多かった。祖母の話によると 親は雛が育たないと思うとわざと巣から突き落としてしまうのだとか。事故なのか故意なのかは わからないが、今年も一羽落ちた(おそらく前者)。たまたま発見が早かったため、今年は 生き延び自立できるまで我が家で育てることにしたのである。
 基本的な世話は以前から「ネコを飼いたい」と騒いでいた私がすることになった。 (ネコじゃないし……)
 その日から見事に雛中心の生活になった。
 朝早く起こされる。休日もゆっくり寝ていられず(エサあげたらまた寝る)、眠気は取れない。 1〜2時間おきにエサタイムのため、物事に集中できない(それは普段もか)。
 「坊主憎けりゃ、袈裟も憎し」というが、今の私は「小鳥かわいけりゃ、フンもかわいい」なのである。
 親バカである。バカ楠沢である。
 一生懸命すり込みで自分を親だと思わせようとしているのだが、雛はあまり目を開けていない。 むしろ飯を食うか寝るか鳴くかしかしない(それしかできないという噂も)。少なくとも、私の方は 見ない(泣)。もう少し大きくなったらまわりを見るようになるとは思うのだが、いかんせんスズメ。 手のひらサイズのスズメ。私ではなく、私の手を親だと思わないかが心配である。
2003.6.22
代理母(になりたい)
 久しぶりに小説を書き書き。
 その間、1,2時間おきに鳥にエサをやる。
 (心だけ)は充実した一日だった。

 そゆわけで、2ヶ月ぶりになってしまった連載更新。
 ごめんなさい。
 すべては戦闘シーンの書けない私の未熟さ故である。
 しかも予定は例によって大幅に狂った。もっと先まで進むはずだったのに、無理ざんした。 (下書きはできてるけど、構成的に)
 しかし、なんというか、あの話のメンツは喋らない輩が多い。
 ルーディーはべらべら喋る方ではないし、トランスも必要以上は面倒がりそうだし。 ルビーは手が先に出る方だし、すでに再登場する場がない危機に立たされているアズがべらべら喋る ところは見たくない。悪玉は上手くすれば喋ってくれそうだが、基本的にあえて黙ってものごとを 楽しむタイプな気が。今後登場のキャラに期待するしかないか……。
 今回に至ってはチャンの独壇場で終わりそうだったため、急遽ルーディーに声援を 頼んだくらいである。
 もっと喋ればいいのに……。
2003.6.21
ウォーターボーイズ
 なんとなくテレビを見ていたら、今日放映されるとのこと。
 以前、母が面白かったというので見てみた。
 以下、ネタバレ含むため、とりあえず反転。

基本的にこういう映画は好き。各所にくだらない笑いがあるのも、青春しちゃってるのも。 で、例によって私の思いこみがあった。一つ。真鍋かをりはばりばり出演するのかと思っていた。 ってか、妊娠8ヶ月って気付けよ!(でも、実際いるんですよね、そういう人)もう一つ。 竹中直人は学校関係者だと思っていた。まさか、水族館関係者でシンクロを(いい加減に)教える 人だとは思ってもいなかった。
 ラストの実際にシンクロをやるシーンは関心するとともに、見ていて楽しめた。実際に生で見れたら もっと楽しそうだと思う。
 個人的な意見を言わせてもらうと、もうちょっとシンクロの上達っぷりが段階を経てわかると よかったかな、と。加えて後半は結局自分達の力ですべての技を身につけたのかが謎。技を身につけた というよりも、独学でそんなことができるのかが気になるのである。
←ここまで

 以下は内容に触れてもネタバレにならないから普通の字で。
 作中に突然、主人公と仲間たちが「わーっ!」って駆け出すシーンが何回か出てくる。これ、 男性ならではのことだと思った。少なくとも婦女子はなんの予告もなしにそんなことはしない(と思う)。 はっきりとした理由があるわけではないけれど、何だか嬉しくて叫んで駆けてしまう。なんとなく、 それが羨ましい。
2003.6.18
バカだよ、バカ!
 どうも腹の調子が悪い。
 そりゃ、靴下もはかずにアイス4本も食べれば腹の調子悪くするよ。
(注:1箱10本入りのミニ棒アイス。断じて100円の普通サイズではない)

 こんなことを言ったところでしょうもないのだが、「オレ、カセイジン」は実在の場所をモデル にしている(主人公の学校は除く)。
 ネットで漂っていたら、そのモデルの場所を闊歩する方(男性)を発見した。
 ある日のその方の行動は、見事に神の行動と逆だった。素敵すぎる。
 もうしばらく彼の行動をこっそり見守ってみようかと思った水曜日の午後。
(注:ストーカーに非ず)
2003.6.17
口を揃えて
 友人Jは本当のことをうそ臭く喋るのが得意である。
 一方、楠沢は嘘や想像を真実のように喋るのが得意である。
 正確に言うと、本人は<「〜〜だと思うよ」と言っているのだが、それが相手に伝わっていない ため想像が本当であるかのようにとられてしまうのである。なぜ、「だと思うよ」の部分が伝わらないかと 言えば、想像のことを言うにもその想像をした過程をきちんと理屈づけて説明するために、 本当のことのように聞こえてしまうらしい。……と私なりに考えている。(←ここポイント。これも あくまでも予想)

 はてさて、そんな楠沢は悪役キャラタイプらしい。
 いくつかの方面から同じことを言われた。
 しかも、単なる通行人Aの悪役ではない。見かけのボスではなく、ボスの傍らに控えながら実は 見かけのボスを裏で操っている真の悪役タイプらしい。なんだか現在進行中のお話の中に似たようなの がいる気もしたが、今はそれどころではない。
 なにゆえ私が悪役なのだ。
「ワタクシの微笑みは天使の微笑みですぞ」
 と主張してみたところ、こう返ってきた。
「笑いは悪魔だよね」
 ……そうかもしれない。
 所詮、微笑みと笑いは違うもの……。
2003.6.15
いずれは赤く……
 この世に生を受けて19年+α 。初めて髪なるものを染めてきた。
 量が多いわ、クセは強いわでそのままではどうにもできない髪質のため、ひたすらパーマやら 強制やらでごまかしてきた。故にカラーに金をかけられなかったのである(初めては美容院でやって もらった方がいいと聞いたから)。
 髪を染めようかと考えて2年、ようやくこの時がやってきた。
 できあがりは「色素が薄い人の地毛くらい」になった。
 父と従兄は「わからない」と言い張った。
 鏡に映った自分は何かが変だった。
 ただ、パーマをかけたときとは違って普通にしていると変化を感じることができないため、 物足りなさだけが心に残る。
 ちなみに、従兄の末娘(もうすぐ3歳)はすでに茶パツである。
 やっと3歳児に追いついたのか、私は。
2003.6.14
勘違い野郎も
勘違いされる話
 チャットにてくだらないことを連呼していたら、関西人に間違われた。
 別にお互いのことを知らないわけだから間違われること自体はかまわないのだが、まさか 関西の人に間違われるとは思ってもみなかった。ノリが関西っぽいといわれたのだが、 いかんせん関東民の私には関西ノリがどんなものだかがよくわからなかったりする。残念。

 時に、本格的にネットを始めた頃の話である。
 ネットの使い方をよく知らなかった私の唯一の楽しみがチャットをすることであった。
 当時は普通のHNを使っていて、チャットになれていなかったせいか今よりかはぶっきらぼうな喋り方 だったような気がする。
 ある日言われた。
「●●さん(当時のHN)って、男性ですか?」
 ……は?
 言っておくが、ワタクシのHNはウイルス名と同じであったりしたがも女性名である。
 名前の色は名前に合わせて華やかピンクにしていた。
 一人称は普段と変わらず「私」
 少なくとも男性的な発現はしていないし、言葉遣いも然り。
 つまり、普通に男性と言うよりはネカマに間違われた臭い。
 なにゆえ!?!?
2003.6.8
第2弾
 好きな漫画を紹介するといって、放置プレイすること2週間。
 そろそろやっておかないと有限不実行になりそうなので、やってみる。

「セキホクジャーナル」小坂理絵(講談社)
 霊感少女である宮野柚枝は新聞部員。個性的な新聞部員たちに囲まれながら、今日も記事の締め切り (&部長)と闘う。新聞と恋にまつわる学園ラブコメディー。〔KCるんるんより全4巻。定価410円〕
 これも90年代のコミック。しかもかなりマイナーだと思う。ちなみに、私はもともと雑誌で読んで いたというのはここだけの話。テンションの上がりっぷりと妙な脱力感が私の好み。一番最初のキャラ 紹介(?)でパシリ君だった藤吾君(ルックスもいい加減・笑)が部長に登りつめたりしていつのまにか 重要キャラになっているのだから侮れない。まあ、今でも私の中での部長は元部長の安原氏なのだが。
 基本的にこの人の描く妙な脱力感と妙な臭さのある作品が好きなのだと思う。のちに何とか戦隊 だか何とかレンジャーものの作品(全2巻)を出しているのだが、それもくだらなさMAX で好きだった。
 古いということとと知る人ぞしる人の作品のため、一般での書店より古書店の方が在庫があ るかもしれない。
2003.6.6
小さな小さな
 あいかわらず、まわりはのっぴきならない状況が続くわけで……。
 ふいにEちゃんに「最近シアワセを感じた事って?」と聞かれた。
 ここ1,2週間の自分を思い返してみる。
 財布には青いお札が1枚。
 休日も家に閉じこもって、ひたすらやらなければいけないことを片付けて終わる。
 しかも唯一の楽しみであるはずの睡眠も、寝付きが悪くてよろしくない。
 ……シアワセ、ないかも。
 彼女に同じ問を聞き返すと、彼女は即座に答えた。
「昨日ね、シュークリーム食べたこと」
 ち、小さいよ……。私もあなたも。
2003.6.3
PCにまつわるエトセトラ
 近頃私のまわりは疲労が漂っている。
 みんなで「今日も眠い〜」「やばい」を連呼するのが日課となっている。
 「もはや人生強制終了、ctrl+Alt+Deleteだよ」
 私が言って、みんなでアハハハハ。
 その後「それって『再起動』じゃん」とセルフツッコミ。

 「再起動と言えば……」と言って語りだしたのはH。
 彼女のPCは「脊髄」と入れようとすると必ずフリーズするらしい。
 何故同じ単語で固まるのだ。何故脊髄……?
 しかも、以前は「アルカリ」と入れるとフリっていたらしい。。。
 そゆわけで、爆弾ワードは全てコピペですましている模様。
 効率、悪……(--;)



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