ぼや記
世間ではこれを日記という


2002.12.30
楠沢の一年
 初海外行きました。 以上。

 ええ、これで終わり。
 それ以外に「これをしたぞ!」という記憶がない。後は、思いっきり遊んだ年だったとか……。
 たった一つだが、それがすごく大きかった。ものを見る視野がぐっと広がった。 自分達とは違う文化を持っていて、「こういう生き方もあるんだ」と思えた。 しかも、行くタイミング(メンバーとかも含めて)がよかったと思う。
 英語のしゃべれる友人が、韓国に行ったときに「英語が通じないのはツライ」と言っていたが、 英語をろくに喋れない私は非英語圏に行って「英語なくても何とかなるじゃん!」と思ってしまった。 ……英語はしゃべれた方がいいと思ふ、絶対。
 絶対にもう一度行ってやる! 中国。
 あとは、このサイトを開設したことくらい?
 波に乗ってるとは言い難いが、私は楽しませてもらっている。長い目で見て、 これが将来の自分にとって何かプラスになればいいと思う。
 来年はきっと大波乱になるであろうので、これくらいの適度に楽しめて、適度に波のある一年で よかったのかもしれない。
2002.12.31
(2)年末連載最終回(!)
楠沢と潜伏と小説
 あちこちで言い回っているが、私は遅筆である。
 さらに、話の構想を思いついてから実際に書き始めるまでの期間も長い……方だと思う。 実際に遅筆だ速筆だという話は出ても、構想期間の話は他の人としたことがないから 比較はできないのだが。
 ちなみに、私の場合話の構想を始めて思いついた日から、話を書き始めるまでに最低1年はかかる。 まさに、現在の連載が構想を思いついてから(この作品はキャラが先にできたのだが)1年ほどして 書き始めた。「少年の季節」に関しては、構想から書き出しまでに4年近くかかった気がする。
 私はまず登場人物にしろ、ストーリーにしろ話の欠片を思いついたら、専用のノートに書き出す。 この時、ストーリーもしくはキャラどちらかのみのことが多い。それからしばらくして話が形に なりそうだと、残りの足りない設定またはストーリーを作っていく。同時にプロットも細かくしていく。 さらにしばらくして「ん? 書けるかも」と思って初めてパソコンにカタカタと打ち出すのである。
 そして気付くと最短で1年、ものによっては6,7年経つのにまだ文字になっていないものもある。
 潜伏は長ければ長いほどいいものだとは思っていないから(少なくとも自分の作品は)、 一日も早く多くの作品を世に出してあげなければだなぁ……。
 そういや、知識不足で文章化することができない作品もいくつかあるから、 お互いに持っている知識を交換できるサイトを作ってみたいなぁ……。
2002.12.30
年末連載
楠沢と今年と小説
 年末なので、小説に関する自分の一年を振り返ってみる。
 前半はほとんど小説を書かず、後半は小説に浸った一年であったと思う。
 サイトを開設してから最低月2回は小説をアップすることを目標としていたのだから、 小説に浸るというのは当たり前かもしれないが。実を言うと完全な新作は連載とお馬鹿小説のみで、 あとは以前に書いたものを改稿しただけであった。
 そういうわけで、昔の作品を読む機会が増えた。予想通り、駄目駄目なところもあれば、 思ったよりも上手く書けているところもあったりして自分の文章を見直すよい機会になったと思う。 また、書いていた当時のことを思い出したりしていると、初心に帰れるような気もした。
 そういう意味では、充実した一年だったのかもしれない。
 ただ、悔やまれることは完成させた作品数が少なく、よってろくに投稿もできずに雑誌に名前を残す 事が出来なかったことだろうか。
2002.12.28
(1)年末連載(?)
楠沢と規則と小説
 最近、一日2つずつぼやいていますな。
 先日、自分が小説を書く上で、よく分からない規則を自分に課せている事に気付いた。
 それは「何か大きなイベントがあったときのみ、勢いだけの小説を書くことを許す」というものである。
 自分は時々ながら投稿している身であるし、作品はきちんと書きたいという思いがあるから 勢いだけで書くことを基本的に(自分に)禁じている。最低、大まかなあらすじと主な登場人物設定 だけは作ってから書き始める(SSは別)。そして、ぺーぺーながらも、書き終わってから 1週間はおいて推敲するようにする(推敲したいところはあっても、どう表現を変えたらいいかわからない ことが多いが)。
 といっても、はやりどばどばと頭の中に構想がふくらんできて、勢いで書きたくなるときがある。 私の場合、それが大きなイベントがあったときが多かったのである。だから、大雪が降った!  クリスマスだ!という時のみ、勢いだけ小説を自分に許した。
 しかし、その勢いだけ小説にも変な決まりがあったりする。ズバリ「その日のうち(無理でも次の日) には書き上げること」。イベントからあまり日が経つと、記憶も感動も薄れて「勢い」のない ものになってしまうからだと思う。だから、推敲もそのうち、できればアップも当日 とにかくスピードが勝負になる。なお、時々書く完全なお遊び小説もどちらかというと「勢い」系に 分類される。
 きちんと書いたものにはきちんと書いたよさが、勢い小説には勢いの良さがあると思っている。
 しかし、無意識にそんな規則を作り上げ、守っている自分は何なのだろう?
2002.12.28
(2)腐ってるYO!
 生(ナマ)楠沢にも腐れ縁的存在Mがいる。
 彼女とは幼稚園に入る前からの知り合い(らしく・本人の記憶ない)で、なんやかんやずるずる 付き合っているうちに、地元で唯一遊ぶ人物となった。
 多分、世間様ではこれを「幼なじみ」とか「親友」とかいうのかもしれない。
 ところが、小学校の頃はすごく仲良かったわけでもないし(普通に仲が良いくらい)、 私が引っ越したため、中高時代は別の学校に通い会うのも2年に1度程度であった。 正直、彼女とここまで付き合いが続くとは思ってもみなかった。
 だから「幼なじみ」とか「親友」とか言うには抵抗があるのである。
 結局、私達に一番お似合いの言葉は「腐れ縁」だった。
 私が今の地元に戻ることになったのも、バイトが同じなのも、腐れ縁としか考えられない。
 この1週間で5回も彼女に会わなければいけないというのは、まさに「因縁」としか言いようがない。

 時に、私とMのやりとりを唯一見ることのできるバイトの面々は言う。

「仲がいいのか、仲が悪いのかがわからない」

 ……だって、「腐れ縁」ですから。
2002.12.27
(1)年末連載(?)
楠沢と国民性と小説
 私は名前を付けるのが苦手だ。特に横文字が。
 外国名にどういう名前をつけられるのかということをよく知らないから、 適当にカタカナを繋げて響きのよかった物を名前としてしまう。
 その結果、国民性というのが私の小説にはない。
 基本的に『〜ドルフ』とくればドイツ系、『〜ニコフ』といえばロシア系となる。私の場合、 ロシア系のキャラに平気で『〜ドルフ』と名前を付ける。
 今のところ、いい例となるのがチャンあたりだと思う。
 チャンといえば、中国系の名字として使われることが多い。
 しかし、私は「チャン」という名前を名字として使っているつもりは全くない。たしかに、彼は 中国系の顔をしているかもしれないが、肌の色は黒いという設定である。また、あの連載には 名前と顔の国民性が一致していないキャラが出てくる予定である。
 ファンタジーだからといえば、それで済まされるのかもしれない。
 しかし、それにしてもメタメタである。
2002.12.27
(2)ものは聞きよう
 昼頃にセールスマンらしき男がやってくる。そして奴は言った。
「こちらのお宅に住まれて何年になりますか?」
 私は、少し戸惑って答えた。
「……さあ?」
 すると、男は「お嬢さんですか……」と言って、すごすご去っていった。
 確かに私はこの家では「お嬢さん」だが、家に住んで何年になるかもわからない年でもない。
 しかし、私は至って真面目にこういう答え方をした。

 我が家は築12年になる。そして、私はこの家に合計5年住んでいる。
 気付かれた方もいるかもしれないが、この「合計」が曲者なのだ。
 実は、父親の仕事の関係で7年間別の所に住んでいたため、その間は家を人に貸していた。
 だから、「この家に住んで何年か」と聞かれると「純粋にこの家で過ごした合計年数」なのか 「戻ってきてから何年になるのか」なのか非常に困る。しかも、男はろくに名乗らないし、 質問の趣旨(多分改装関係)もはっきりしなかったのだから、私の回答に非はないはずである。
 こうして今日も屁理屈で、セールスマンを追っ払ったのだった。
2002.12.26
後日談
 ↓一番最後の時間、私と室長しかいなかった。
 ……生け贄、自分だけだった……(遠い目)
2002.12.25
そゆわけで
 これから一働きしてきます。
 今日の生け贄仲間は誰だろう……(ドキドキ)
2002.12.24
(1)楠沢と恋愛と小説
 私の書く小説には一組の男女が中心となる話が多い。
 ところが、その男女のほとんどがくっつくことなく話が完結してしまう。
 ナゼデスカ?
 最初は「きっと中心二人はくっつくだろう」とか「成りゆきでくっつくといいな」というつもりで 書いているのだが、終わってみるとなぜか二人は友達以上恋人未満。なんせ上記のような下心があるから よけいに微妙な関係で終わるのだ。
 それって読者的にどうなのかしら?と思ってしまう。
 それ以前に私が一読者として、くっつきそうでくっつかないまま完結してしまった話を読んだとき 「なぜそこまでしてくっつかない!」と思った気が……。しかも、私の好きな漫画家さんに限って そう言うことをやる人が多い。
 もしかして、私がやってるのって「私の経験したじれったさをあなたにも!」ってヤツか?
2002.12.24
(2)クリスマス仕様
 周りのサイトがクリスマスしている中で、自分だけいつも通り白いサイトというのも 淋しい気がしてきた(元々冬っぽいデザインはしているが)。
 なので、さりげなくクリスマス仕様にしてみる。ええ、3カ所だけ。
 本当はボタンとかを全て変えてしまったのだが、戻すのが面倒な上に重くなってしまうのでやめた。
 というわけで、著作権表示

トップ壁紙 普段利用させていただいている 「PeariBox」さん
トップライン  「学校の素材集」さん
ぼや記の←  「Atelier Little Eden 」さん
2002.12.23
我が子ら
 久しぶりに短編を読み返してみる。
 書いた当時はみんな無個性だな、なんて考えていたが思ったよりも性格はできていたようだ。 ただし、みんな「自己中」であるが(笑)
 ヒロインのあまりの調子の良い性格っぷりに、彼女をまた何かに使いたいと思ってしまった。
 自分の作り出したキャラというのは、思わぬ所で一人歩きをするものである。

 そして、そんな一人歩きに今回困らされた。
 連載第8話である。
 きちんと話の流れは決めてあったのだが、やっかいだなと思っていた奴が予想通り暴走。 無個性だなと思っていた方も私が考えていたより賢くて、作者の思うとおりに話を進ませてくれない。 3人とも我が道を行きすぎである。
 おかげで8話と9話のラストシーンがひっくり返った。
 それでもそんな彼、彼女らをいとおしく思うバカがここに一人。
2002.12.20
なんだかなあ
 最近、ウィークデイはバタバタ、週末はサイトの更新やオンライン小説読みに 追われていて市販の小説を読むということをしていなかった。
 とりあえず、身の回りが一段落しかけたので手を出してみる。
 なんだかねぇ……最近の自分って本当に書くことしかしてなかったということを思い知らされた。
 読みながら、小説がどういう書き方をされているかチェックしてるのである。
 で、「ああ、こういう書き方は読みやすいな」とか考えているのだ。
 やはり、小説は一度目はエンターテイメントとして読みたい。
 それで、よかったのなら研究なりなんなりすればいいのである。
 こういう時、ちょっぴり自分が小説を書いていることが嫌になる。
2002.12.14
もの申す
「数・社で学力低下…小5―中3の全国一斉テスト」

 現場を知らない人間の発する言葉だと思った。私に言わせれば、「何をいまさら」である。
 お偉い様はテストの結果から「(結論的に)おおむね良好」と仰っているようだが、 どこが「良好」なのかはっきりと示していただきたい。。
 小中学生には失礼な発言をするが、彼らの中には基本的な漢字が書けない子が多いし、 計算も満足にできない子も少なくない。  点数が低下したのよりも「何ができないか」「なぜその問題ができないか」が重要なのだ。 今の子達、文章問題は「解き方がわからない」のではなく、「問題が何を言っているのか」がわからない と言うパターンが少なくない。
 なのに円周率は3,不等式は高校に統合ですって!
 基礎ができていないのに、不等式を後回しにしたところで意味がないと思うのだが。
 そもそも、政治家様は子供を嘗めてかかっている。
 「ゆとり」だなんだ言っているが、子供は大人が思っているよりは賢いし、飲み込みが早い。 やり方さえよければ、多少詰め込むくらいでもどうにかこなしていけるはずである。
 「高校までの勉強が何の役に立つの!?」なんてよく言うが、私も「たいして役に立たない」 とは思う。「だから最低限のことだけ教えよう」なんて考えてると、気付くと義務教育終わったのに 四則計算すら満足にできない子達があふれかえっているに違いない。
 人間はたいてい「目標」の6割とか7割しかできない生き物である。目標が高いに越したことはない。
2002.12.09
雪が降ってきた
 朝から大雪。
 12月にしかも週明けに降るなんて珍しい。
 ついパシパシと写真を撮ってしまった。
 そして学校のあちこちに残る、雪合戦やら雪だるまの跡。
 こんな事をするのは小学生だけでないのだから、雪の魔力というものはすごいのだなと 感心してしまう。
 ちなみに、うちの学校の場合人型まで残る。しかも、一人分だけではない。
2002.12.08
華●○美ではないが
 部屋の片付けをする。
 いらないものは捨てているつもりなのだが、その倍の速さで捨てるに捨てられないものが 増えていくのでどうしようもなくなってきた。
 どうしよう……。

 あきらめよう……。
2002.12.06
友人S
 どういうわけか太陽系の話になった。
 友人Sは「水金地火木……」と言おうとして「水兵リーベ……」と仰った。
 そこまではいい。人は誰も過ちを犯すものなのだし、彼女には「水兵リーベ」の方が 身近だったのだろう。
 しかし次にこうのたまった。
「火星って燃えてるじゃん」
 ……ツクツク……ツクネン…ツクネンネン……。
 彼女は地球より火星は「熱い」のだと思っていたらしい。
 いや、地球より火星の方が太陽より遠いから……。
2002.12.04
是非!!
  ここを見て欲しい。
 その中の数あるリンクから、是非「転職鑑定その1」をやってほしい。 リンクをたどると、管理人さんから「やめたほうがいいよ〜」「戻った方がいいよ〜」 と言われるが、この際無視する。「見るな」と言われると余計に見たくなるという人間の 本能に任せてもらいたい。下の方に次のページに行くリンクが貼ってあるので、是非そこをクリック!

 どうよ?

 私は結構好きなのだが……。
 内容とか笑えたし……。
2002.12.01
やったよ、姉さん!
 ここで間違っても「姉さんって誰だ?」と聞いてはいけない。

 早いもので、今年も最後の月に突入。
 どうにかこうにか、連載小説の方をアップできる。
 本当は他にも新しい文章を書いて載せたかったのだが、違うことにかまけていたら そんな気分も吹っ飛んでしまった(おい)。遅筆な私としては、きちんと各週で連載を更新できる だけで満足したいところだが。
 そう、今回は下書き効果のせいか、思ったより書くのが早かった。 そして、相変わらずネーミングに困る。今回一番困ったのは、タイトルと最後に出てくる 団体名らしきもの。本当はタイトルを別のにするつもりだったのだが、ちょっとわけあって そのタイトルを使えなくなってしまったのである。なので、今回意味ありげなタイトルが付いていても、 苦し紛れに付けたものであるからあまり深く考えないでもらいたいことこの上なし。
 なんだか話を進めるというか、話に必要な登場人物を出すのに一生懸命でキャラクターの個性がうまく 出せていないなぁ、と思う今日この頃。作者的にまだ主人公がどんな人物であるのかが よく分かっていない。困ったなぁ。



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