ぼや記
世間ではこれを日記という


2002.11.27
ちゅるちゅるっとな
 献血をした。
 別に献血をすること自体に抵抗はないのだが、私は注射(採血)が苦手である。
 私の血管は基本的にやる気がないらしい。
 まず、なかなか見つからない。しかも細い(らしい)。
 だから、いつも看護婦さんは何度も腕のバンドを締め直し、私の腕をきゅっきゅこ擦るのである。
 そしてなかなか採血をしようとしない……。
 血を採られる方はだんだん不安になるのである、こりゃ失敗するのではないかと……。
 向こうもプロだから失敗することなどほとんどないが、私の精神衛生上かなりよろしくない。
 だから、注射をされるのは苦手だ。
 ちなみに血管はやる気はないが、私個人はタフだし基本的に200ml献血なので採 血後もピンピンしている。腕痛いけど……。
2002.11.24
芸術の初冬
 人に誘われて、エッシャーの展覧会に行く。
 最終日だったために混雑していたが、非常に楽しめた。展示されている作品の数を考えると 非常にお値段も安かった。
 昔切り絵をやっていた身としては、黒白の版画というのは非常に惹かれるものがあった。 彫るときのラインが非常に美しいのである。しかも細かい。私なら絶対に気力が持たないこと必至。
 それと彼の描く、ちょいおマヌケな顔をしている爬虫類や鳥にも惹かれた。
 ああ、版画って素晴らしい。エッシャーって素晴らしい。
 自分もちょっくら芸術に目覚めたくなった。
2002.11.23
最近の傾向
 小説を書く際に、昔はただひたすら自分の中にある想いというか、怒りのようなものをぶちまけていた 気がする。
 最近は自分の経験を元ネタにして、色々ゴネゴネと話を作るようになった。
 言い方を変えれば、昔の方が自由な発想のもとにおいて勝手に話が作れたともなるが。
 ここ数年に思いついた話は、「どうしてこのネタを思いついたのか」と言われたときに、 きちんと「これこれを見た」とか「こういう経験をしたから」とか答えられる。
 逆に話を進めていて、書きたいシーンがあるのに書けないときに「もっと色々な経験をするんだった!」 と後悔することが多い。
 そんなんで、現在の自分は小説を書く際に「経験」は非常に大事だと感じている。
 だからこれからは色々な体験をしていこう、と思っている。
 なかなか出不精が治らないけど。
2002.11.19
キョーコ様
 日米野球の最中、選手達のかぶっているヘルメットにデカデカと「RiUP」の宣伝が あったのが何とも印象的だった。
 「みんなで、楽しく増毛☆」なんて言っても嬉しくない。いや、メットって蒸れそうだけど。
 そして、携帯を新しくしたところ、やたら漢字変換ソフトが良くて「RiUP」が一発変換で 出てくる。誰だよ……メールにRiUPなんて使う奴……。

 突然だが、私は今、最上キョーコに夢中である。
 タレントとかではなく、「スキップ・ビート!」(仲村佳樹・白泉社)という漫画の主人公である。
 最近「これぞ!」という作品に出会えずに淋しい思いをしていた私の久々のヒット作である。
 実は仲村氏の全作「東京クレイジーパラダイス」も好きだったのだが、今回はストレートに キョーコに惚れ込んだ。
 一言で言うと、彼女は非常に「ダーク」なのである。
 色々ワケありなようで、人間不信に陥っているのだが、このダークっぷりが半端ではないのだ。 何かにつけてブラックキョーコが現れ、暴れようとする(実際には暴れたり暴れなかったり)あたりが 私の心をゲッチューしたらしい。
 今はコミック派だが、そのうち本誌に手をつけそうで今からドキドキである。
2002.11.17
これが書きたかった
 1ヶ月ぶりに「朱き月の民」をお届けします。ショートショートの方もほぼ1ヶ月ぶりと なってしまいました。
 少なくともSSの方はもっと早めにお届けする予定だったのですが、いかんせんスケジュールが 泣けました。休みがなかったり、あってもとても更新している状況じゃなかったり……。
 できれば1週間、少なくとも2週間に1回はなんかしら更新したい。
 「朱き〜」はやっとこさ2人目の名前が出てきました。そして、やっと安泰(?)です。 文字数的には今までの中で一番長いです。
 次回の下書きはちまちまと始めていますが、まだパソコンには一文字も打ち込んでいません。
 ああ、なるべく早く更新せねば……。
2002.11.16
これだけは
 まめにサイトのレイアウトを変えている人を見ると尊敬する。
 私は見ての通り、ちょこまかコンテンツを増やしてみたりはするが、 レイアウトを変えるといったような ことまではしない。実生活においても、3年以上部屋の模様替えをしなくてもへっちゃらである。 マンネリ大歓迎タイプなのだ。(単なる面倒くさがりとも)
 そんな私が、唯一(?)飽きやすいものといえば自分の髪型である。
 天パな上に、髪の量が多いため、パーマやら矯正やらかけなければならないのだが、 そのたびに髪型も思いっきり変えてしまうのである。同じ髪型を続けてもいいのだろうが、 美容院に行くと何故抱えなければならないという心理が働く。
 街で2回ほど(自称)美容師に声を掛けられるほど髪の毛がどうしようもなくなっていたのを、今日 ついに切ってきた。(ちなみに(95%)美容師は急いでいたため完全シカトしてしまった)
 できあがりは少し初期のルーディー(予想図)に似ていた。(髪型だけ)
 そういえば、1年前は別のキャラに似ていた(これも髪型だけ)
2002.11.15
ぽんつるり
 「飛んでいったバナナ」の歌詞の中にそういうフレーズがあって、ドギマギだった。
 ちなみにあのフレーズは「バナナン バナナン バナァナ」であって、決して「バナナ」では ないらしい。

 魔の3時間睡眠地獄から脱出して、喜び勇んで友人と飲みに行く。
 基本的に私の友達は「酒は強いが、甘い飲み物専門」という人が多く、私の好みに付き合ってくれる 人があまりいない。
 ところがどっこい!(死語)
 今回は比較的私と好みの似ている友人が一緒だったので、付き合ってもらった。
 他の子にも「嬉しそうだね」と言われたが、本当に嬉しかったのである。
 気分はやっと娘と一緒に酒を飲むことのできた父親。
2002.11.10
 私はここ以外に、もうひとつ今にも死にかけそうなサイトを持っている。
 ある方に指摘されて知ったのだが、どうやらそのサイト、天下の「YAHOO」で ひっかかるのである。
 管理人が検索サイトに登録した記憶は全くないのに。
 おそらくHPスペースを借りているところの関連でひっかかっているものだと思われる。
 「Yahoo」といえば、検索エンジンの中では比較的まともな所であると信じていた。
 今日、その価値が少し下がった。
 ちなみに、ここのサイトはひっかからない。ご安心を。
2002.11.09
母のデビュー
 母が携帯を変えて、ついにメールデビューした。
 別にデビューしようがしまいがかまわないのだが、事あるごとに人に「(友人の)メールアドレス を登録してくれ」と頼むのはどうかと思う。
 それくらい自分でやって欲しいものである。
 ついでにメールが来ると、必要以上に喜ぶのもどうかと思う。
 というか、笑うのがね……。
2002.11.03
ドングリはドングリを求める
 400円弱の品物を買う際に、1000円を出して「釣りはいらねえぜ」と言うとかっこいいが、 2000円を出して同じことを言われると非常に動揺する(実話)。

 2つ下の後輩と私は高校受験の際、併願校が同じだったらしい。
 私はネタにしかならないような切ない面接を受けているのに、彼女の時には面接はなかったらしい。
 ジェネレーションギャップを感じる。
 結局二人とも似たようなレベルの県立高校(学区が違う)を受けたのだが、当日の入試の 点数を聞いて大爆笑。
 彼女は数学で、私は理科でとんでもない点数を取っていたのである。
 あまりに低い点数なのでこの話を他人に言うと基本的に「入ったんだからいいじゃん」的な答えが 返ってくる。
 私(達)が求めているのはそんな答えではないのである。
 共感しあい、一緒に労をねぎらえる仲間なのである。
 今日は二人ともぐっすり眠れそうだ。



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